歯科衛生士のクマモトです。
新年もたくさんの方に来院して頂き、スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。
今年度もどうぞ宜しくお願い致します。
今日はお子さまの歯科検診で私達がチェックを欠かせない小帯についてお話したいと思います。
小帯に異常があった場合には小帯切除を行う場合もあります。
〈上唇小帯〉
●治療年齢10歳前後
上唇小帯とは上唇と歯茎をつなぐスジのことで、通常は成長とともに歯茎の上から下へ下がっていきます。
何かの要因でこれが下がらず同じ位置にあったり、スジが太い場合はすきっ歯の原因となってしまいますので小帯を切除する外科的処置を検討することとなります。
〈舌小帯〉
●治療年齢6歳前後
舌小帯とは舌の裏側にある、スジ状の部分のことでこれが短いと舌の運動が制限されてしまうため、授乳困難や咀嚼障害、発音障害などの原因になります。(舌小帯強直症といいます)
舌小帯切除により、運動範囲が広がるため改善が見込めます。
ニコおとなこども歯科では水曜日の午後(15時〜)に口腔外科の認定医の先生が診察しておりますのでご相談だけでもお気軽にいらしてくださいね。
定期検診などで経過を見ていくことがとっても大切になりますので皆さまの来院お待ちしております。