こんにちは。歯科衛生士の新井です。
連日、お子様連れの患者様にもたくさんご来院いただき嬉しく思っております。
さて、今日はお子様の指しゃぶりについて少しお話しさせていただこうと思います。
まず指しゃぶりとは、その名の通り指を上の顎に押し付けて吸う(しゃぶる)仕草のことです。小さいお子様、特に赤ちゃんは指しゃぶりをする姿をよく見ますよね。
指しゃぶり=良くない事、歯並びが悪くなる、などのマイナスのイメージがあるため、早くやめさせなきゃ!と思われている親御様も多いのではないでしょうか?
実は、指しゃぶりはお子様の精神発達段階の一つとして必要な行動だといわれています。ですので、最初のうちは無理にやめさせる必要はありません。
2歳ごろまで様子を見てやめる様子がなければ、3歳になるまでに少しずつやめさせるための工夫を始めることをおすすめします。
ここで指しゃぶりをやめさせるための工夫をいくつか紹介します。
①指しゃぶりが良くないことだとお子様にお話ししてあげる
…歯並びが悪くなることなどを説明し、指しゃぶりが良くないことだと教えてあげましょう。
②指に絆創膏やテープを貼ってあげる
…指しゃぶりをした時の違和感があります。
③お子様が集中できるような遊びを提案してあげる
…手を積極的に使うような遊びをさせてあげてください。お外遊びなどエネルギーを使う遊びだとお子様のストレス発散にもなります。寝つきも良くなる為寝る前の指しゃぶりも防止できます。
④コミュニケーションをたくさん取ってあげる
…精神的不安から指しゃぶりをしてしまうお子様もいます。たくさんスキンシップをとってあげてください。安心感から指しゃぶりを防ぐことができます。
いかがでしたか?このお話が何かのお役に立てば嬉しいです。
ニコおとなこども歯科では、保育士の国家資格を持つスタッフが在籍しておりますのでお子様はもちろん、親御様にも安心して治療をお受けいただけるかと思います。
他にも何か不安なことがありましたら、ご来院いただいた際に是非担当スタッフにご相談くださいね。